フィンランドの祝日【midsummer】の紹介&ルバーブパイのレシピ
もい!勿忘草です。
フィンランド・トゥルクではここしばらく雨が続いています。
ここには梅雨はないはずなのに!
この前も大きなストームが来たりして、天気が崩れやすいこの頃です。
これも気候危機の影響なのでしょうか・・・。
日本は梅雨は明けたのかな?
季節の変わり目、体調にはお気を付けくださいね。
さて今日は、フィンランドの行事に関する記事です。
フィンランドの祝日【midsummer】の紹介&ルバーブパイのレシピ
The middle of summer! ということで、
日本語で言うと夏至ですね。
※夏至とは・・・二十四節気の第10。北半球ではこの日が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が長い。南半球では、北半球の夏至の日に最も昼の時間が短くなる日。
ーwikipesia より
ということで、
今日はフィンランドの夏至の日の過ごし方と、この日にホストマザーが作ってくれたルバーブパイの作り方を紹介します♪
②ルバーブパイの作り方
夏至の日(Midsummer)の過ごし方
クリスマスやメーデーなど、街中の人が集う祝日とは少し違って、家族でのんびり過ごす人が多いようです。
(フィンランドのほかの祝日について書いた記事です。↓)
himewasurenagusa.hatenablog.com
himewasurenagusa.hatenablog.com
多くの人は、サマーキャビン(日本でいう、田舎の別荘のようなもので、たくさんのフィンランド人が今住んでいる家とは別にサマーキャビンを持っています)でお酒を飲みながらのんびり過ごすのが定番なようです。
私とホストファミリーは、今年は同じヤードの人たちと一緒に、外で食べたり飲んだり(子どもたちはプールもして)、美しい緑と太陽の光を満喫しながら過ごしました。
そこで初めて食べた"ルバーブ"という植物のパイがおいしく、初めての味だったので、
作り方を紹介します♪
この時期が食べごろなようです。
※ベジタリアンの方にも食べていただけます^^(卵・乳製品は含みます)
ルバーブってなに?
まず私は、ルバーブという名前も、植物も見たことがなかったのですが、フィンランドでは夏の定番の食べ物で、よくTori(トリ:野外のマーケット)に売っていたり、お家の横のちっちゃな畑に生えていたりしています。
とーっても大きい葉っぱに、赤い茎、
形はトトロの持っている葉っぱの傘のような感じです!(笑)
日本でも買えるのかな?!と調べてみると、
あるある、たくさん出てきました。
こんな感じ。
種もたくさん売っていますね。種の方はリーズナブル!
材料
パイ生地
・バター 100g
・グラニュー糖 3/4dl
・卵 1個
・小麦粉 2dl
・グラハム粉 3/4dl ※なければ小麦粉でも良い
・ベーキングパウダー 3/4tl
パイ中身
・ルバーブ 400g
・いちご(あれば) 好きなだけ
・マスカルポーネチーズ 250g
・サワークリーム 250g
・卵 1個
・グラニュー糖 2rkl
・バニラ砂糖(バニラエッセンス)1tl
飾り
・グラニュー糖 少し
※こちらでは、料理の時に測る単位がちょっと違うので、書いておきますね。
dl デシリットル 1/10L 100ml(1/2カップ)
rkl 「ruokalusikka」(ルオカルシッカ) 大スプーン1杯(大さじ1)
tl 「teelusikka」(テールシッカ」 ティースプーン1杯(小さじ1)
日本では、粉ものはグラム(g)で測りますが、こちらでは容量(ml/cc)で測ります。つまり、おおざっぱで良いってことですよね!私には嬉しい(笑)
また北欧では、”砂糖”(sokeri)とあれば、ふつうグラニュー糖を使います。
日本では上白糖を使う方が多いと思うので、少し多めに入れると同じくらいの甘さになると思います。(グラニュー糖の方が重いので)
作り方
※オーブンは200度に予熱しておいてください。
①ルバーブは、赤い外側の茎は剥いて、一口大に切ります。
※葉っぱは食べられません。
②"パイ生地"のところに書いてある材料を全て混ぜ合わせ、オーブン対応のお皿やプレートに敷き詰めます。
これで直径30センチ、厚さ3センチくらいのプレートです。
③"パイ中身"のところに書いてある材料を全て混ぜ合わせます。
④先ほどのパイ生地に、切ったルバーブを載せます。
⑤お好みでイチゴも載せたら、③で作ったソースを上からかけます。
⑥表面をなだらかにしたら、200度のオーブンで25分、様子を見ながら3分~10分ほど焼いて、完成です!!
※お好みで、飾り用のグラニュー糖を振ってくださいね。なくても大丈夫です。
もし興味をもってルバーブを手に入れた方がおられたら、
ぜひ生ですこーしかじってみてください。
びっくりすると思います。
とってもすっぱいんです!!!
それが、長時間焼くことで酸味がやわらぎ、甘いパイとの相性抜群になります。
今日はフィンランドの夏の味についてでした。
ではまた!もいもい(^^)