【幸せに生きる】自分なりの生き方を探して*北欧フィンランドで暮らす

フィンランド在住、元保育士の雑記です。自分と向き合うのは人生の課題。自分自身に、そしてこれからの未来を生きる子どもたちに伝えたいこと。

フィンランドの祝日【midsummer】の紹介&ルバーブパイのレシピ

 

もい!勿忘草です。

 

フィンランド・トゥルクではここしばらく雨が続いています。

ここには梅雨はないはずなのに!

この前も大きなストームが来たりして、天気が崩れやすいこの頃です。

これも気候危機の影響なのでしょうか・・・。

 

日本は梅雨は明けたのかな?

季節の変わり目、体調にはお気を付けくださいね。

 

さて今日は、フィンランドの行事に関する記事です。

フィンランドの祝日【midsummer】の紹介&ルバーブパイのレシピ

 

The middle of summer! ということで、

日本語で言うと夏至ですね。

フィンランドでは、夏至は夏の祝日の1つだそうです。

 

フィンランドでは今年2020年の夏至は6/19でした。

 

夏至とは・・・二十四節気の第10。北半球ではこのが一年のうちで最も日の出から日没まで)の時間が長い。南半球では、北半球の夏至の日に最も昼の時間が短くなる日。 

  ーwikipesia より

 

ということで、

今日はフィンランド夏至の日の過ごし方と、この日にホストマザーが作ってくれたルバーブパイの作り方を紹介します♪

 

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①夏至(Midsummer)の過ごし方

ルバーブパイの作り方

・ルバーブってなに?

・材料

・作り方

 

 

 

夏至の日(Midsummer)の過ごし方

 

クリスマスやメーデーなど、街中の人が集う祝日とは少し違って、家族でのんびり過ごす人が多いようです。

 

フィンランドのほかの祝日について書いた記事です。↓)

 

himewasurenagusa.hatenablog.com

 

 

himewasurenagusa.hatenablog.com

 

多くの人は、サマーキャビン(日本でいう、田舎の別荘のようなもので、たくさんのフィンランド人が今住んでいる家とは別にサマーキャビンを持っています)でお酒を飲みながらのんびり過ごすのが定番なようです。

 

私とホストファミリーは、今年は同じヤードの人たちと一緒に、外で食べたり飲んだり(子どもたちはプールもして)、美しい緑と太陽の光を満喫しながら過ごしました。

 

そこで初めて食べた"ルバーブ"という植物のパイがおいしく、初めての味だったので、

作り方を紹介します♪

この時期が食べごろなようです。

ベジタリアンの方にも食べていただけます^^(卵・乳製品は含みます)

 

 

ルバーブってなに?

まず私は、ルバーブという名前も、植物も見たことがなかったのですが、フィンランドでは夏の定番の食べ物で、よくTori(トリ:野外のマーケット)に売っていたり、お家の横のちっちゃな畑に生えていたりしています。

 

とーっても大きい葉っぱに、赤い茎、

形はトトロの持っている葉っぱの傘のような感じです!(笑)

 

日本でも買えるのかな?!と調べてみると、

あるある、たくさん出てきました。

こんな感じ。

 

種もたくさん売っていますね。種の方はリーズナブル!

 

 

 

材料

パイ生地

・バター 100g

・グラニュー糖 3/4dl  

・卵 1個

・小麦粉 2dl

・グラハム粉 3/4dl ※なければ小麦粉でも良い

・ベーキングパウダー 3/4tl 

 

パイ中身

ルバーブ 400g

・いちご(あれば) 好きなだけ

マスカルポーネチーズ 250g

サワークリーム 250g

・卵 1個

・グラニュー糖 2rkl

・バニラ砂糖(バニラエッセンス)1tl

 

飾り

・グラニュー糖 少し

 

 

※こちらでは、料理の時に測る単位がちょっと違うので、書いておきますね。

dl   デシリットル 1/10L                     100ml(1/2カップ

rkl 「ruokalusikka」(ルオカルシッカ)  大スプーン1杯(大さじ1)

tl   「teelusikka」(テールシッカ」    ティースプーン1杯(小さじ1)

 

日本では、粉ものはグラム(g)で測りますが、こちらでは容量(ml/cc)で測ります。つまり、おおざっぱで良いってことですよね!私には嬉しい(笑)

 

また北欧では、”砂糖”(sokeri)とあれば、ふつうグラニュー糖を使います。

日本では上白糖を使う方が多いと思うので、少し多めに入れると同じくらいの甘さになると思います。(グラニュー糖の方が重いので)

 

 

作り方

※オーブンは200度に予熱しておいてください。

 

ルバーブは、赤い外側の茎は剥いて、一口大に切ります。

※葉っぱは食べられません。

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 ②"パイ生地"のところに書いてある材料を全て混ぜ合わせ、オーブン対応のお皿やプレートに敷き詰めます。

これで直径30センチ、厚さ3センチくらいのプレートです。

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③"パイ中身"のところに書いてある材料を全て混ぜ合わせます。

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④先ほどのパイ生地に、切ったルバーブを載せます。

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 ⑤お好みでイチゴも載せたら、③で作ったソースを上からかけます。

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⑥表面をなだらかにしたら、200度のオーブンで25分、様子を見ながら3分~10分ほど焼いて、完成です!!

※お好みで、飾り用のグラニュー糖を振ってくださいね。なくても大丈夫です。

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 もし興味をもってルバーブを手に入れた方がおられたら、

ぜひ生ですこーしかじってみてください。

びっくりすると思います。

 

とってもすっぱいんです!!!

 

それが、長時間焼くことで酸味がやわらぎ、甘いパイとの相性抜群になります。

 

 

 

今日はフィンランドの夏の味についてでした。

 

ではまた!もいもい(^^)