【幸せに生きる】自分なりの生き方を探して*北欧フィンランドで暮らす

フィンランド在住、元保育士の雑記です。自分と向き合うのは人生の課題。自分自身に、そしてこれからの未来を生きる子どもたちに伝えたいこと。

フィンランドのクリスマス【オペア体験日記8】


2020.11.5 加筆修正

2020.12.5 今年度の記事追加

f:id:himewasurenagusa:20191228052532j:plain
もい!

フィンランド・トゥルクにオペアとして在住中の元保育士、勿忘草です。

 

 

今日は、フィンランドのクリスマスについてお話しします!

 

2020.12.5 今年度の様子アップしました♪

よければのぞきに来てください(^^)↓

himewasurenagusa.hatenablog.com

 

 

 

1.クリスマスシーズンの街

クリスマス1〜2ヶ月前から、街はどんどんクリスマス飾りが増えていきます。

フィンランドでは、窓に光る飾りをつける人がとても多く、街を散歩していると、たくさんの窓から、クリスマスが近づいてくることを感じることができます。

f:id:himewasurenagusa:20191229062557j:plain

川沿いの街並み。近づくと窓には、ろうそくや星形の灯りが見えます。

 

フィンランドの冬は、暗い夜が長く続きます。夜が最も長い日、冬至(12/22)には、日の出が10時ごろ、日の入りは3時ごろと、日の出ている時間はあっという間に過ぎていきます。(トゥルク:フィンランド南西部にて)

ちなみに、サンタクロースのいる街、ラップランドは、フィンランドの北部にあり、一日中太陽の昇らない日もあります。

 

そんな暗くて長い冬を過ごすフィンランドの人々にとって、クリスマスはとても重要なイベントです。多くの灯や楽しみは、私たちの心を明るくしてくれます。

 

 11月30日(日)には、クリスマスツリーの点灯式がありました。その数日前、トゥルクのシンボルのような大きな協会に、大きな本物のモミの木が登場したのですが、そのツリーに明かりがともる瞬間を、街の多くの人々が集まって一緒に祝いました。

f:id:himewasurenagusa:20201106052719j:image

みんなで歌を歌って、カウントダウンをして、まるで年始を迎えるときのような盛り上がりでした。

 

2.クリスマスマーケット

11月中旬から毎週末、色々な場所でクリスマスマーケットが開かれます。

色々な食べ物や可愛い小物がいっぱいで、大道芸もあり、

思わず毎週末出かけてしまうほど心ウキウキする場所でした!

f:id:himewasurenagusa:20201106055350j:image

食べ物は、ハチミツやパン、飲み物、焼き魚、ピクルスのように漬けられた魚、ジンジャークッキーなどがありました。また私が1番驚いたことは、揚げた虫が売られていたことです!見た目はかなりリアルな虫ですが、食べてみるとサクサク、噛んでいると甘みがあって、意外にも美味しかったです。

 

小物は、毛糸で編んだ靴下や手袋、帽子、クリスマスの飾り、石鹸、アクセサリーなどがあり、デザインが可愛く、見ていて飽きないです。

f:id:himewasurenagusa:20191229062024j:plain

可愛いお店がたくさん並ぶ、クリスマスマーケット

 

3.クリスマスの伝統的な食べ物

教えてもらった有名なものをいくつか紹介します♪

 

・「グルギ(Grögi)」「ヨウルタルト(Joulutorttu)」

f:id:himewasurenagusa:20201106054645j:image

「グルギ(Grögi)」

この時期の特別な飲み物です。赤ワインみたいな飲み物。そこにジンジャーやお酒、柑橘類なんかを加えます。人それぞれ加えるものは違うので、各家庭によって味は違います。ノンアルコールもあり。日本にはない味。フィンランドに来たら、ぜひ試してみてほしいです!

 

・「ヨウルタルト(Joulutorttu)」

グルギの横のお菓子もクリスマスのもので、

星をかたどっています。真ん中はプルーンのジャムです。

 

・「ジンジャークッキー(piparikakku)」

f:id:himewasurenagusa:20201106054656j:image

英訳はジンジャーブレッド(=パン)ですが、直訳は「ジンジャー"ケーキ"」です。

たしかに出来立てはふわふわで柔らかい!手作りのものを食べて、この名前に納得しました。

時間が経つとどんどん硬くなっていきます。

クリスマスツリーにも飾り、1ヶ月くらいたっても食べられるそうです。

またジンジャークッキーコンテスト(ジンジャークッキーで作るお菓子の家のようなもの)が毎回開かれています。

 

・「ライスポリッジ( riisi puuro)」

f:id:himewasurenagusa:20201106053538j:image

白米を牛乳で炊いたもの。シナモンと砂糖をかけて食べます。

米と牛乳?!甘い?!って思うかもしれませんが、これが意外と良いコンビネーションでとてもおいしいです。

 

 

f:id:himewasurenagusa:20191229052845j:plain

IKEAのクリスマスビュッフェ。赤い飲み物が「グルギ」です。「Joulu laatikko」と呼ばれるマッシュポテト(やほかの根菜も)、魚、ハムなど。

 

 

4.クリスマスイブの一日

・午後12時 

町の中心でクリスマスセレモニーがあり、見に行きました。多くの人が集まっていました。

f:id:himewasurenagusa:20191225055923j:plain

フィンランドのクリスマスソングや国家を聞き、クリスマスを祝いました。

その後は教会でもクリスマスソングを聞くことができます。

 

・13〜16時 

夜のディナーの準備をしたり、映画を見たり、家でのんびりと過ごしました。

 

・17時 

クリスマススペシャルディナー!

家族揃っていただきました。幸せな時間でした。

f:id:himewasurenagusa:20201106052938j:image

・19時 

プレゼントタイム!

ツリーの下のプレゼントを一人ひとり順番に開けていきました。

f:id:himewasurenagusa:20201106052915j:image

贈られるプレゼントは、手編みの靴下や帽子、チョコレートが多いようです。

寒いフィンランドでは、温かい靴下や帽子は必需品なので、良いプレゼントですね。

 

また 余談ですが、クリスマスプレゼントは、お店で買ったものでも基本自分で包むようです。日本では大体、お店が包装してくれるので、面白いなと思いました。

 

私のホストファミリーのクリスマスの過ごし方はこんな感じでした。

本物のツリーに料理にたくさんのプレゼントに、、、すべてが初めての素敵な経験でした(^ ^)

 

 

5.サンタさんはいつ来るの?

日本では、サンタさんは24日のイブの夜に、子どもが寝ている間にきてこっそりプレゼントを置いて行ってくれますよね。

フィンランドでは、24日にプレゼントを開けるのが普通だそうです。

「でもサンタさんが持ってきてくれるんじゃないの?」

と聞いてみると、

多くの家庭では、24日の夕方(3時から6時くらいの間)にサンタさんが

家に訪れてくれるそうです!(サンタは親戚に頼んだり、他人を雇ったりする。)

親は子どもへのプレゼントを玄関の外に出して置くんですって。

そしてやってきたサンタさんがそれを持って、家に入ってきて、子どもたちに渡すのだそうです。安全なフィンランドだからこそできることですね!

 

f:id:himewasurenagusa:20201106054943j:image

 

 何よりクリスマスは一年の中でもとても大きなビッグイベント!

みんなうきうきと準備をして、クリスマスを楽しみにしていることが感じられました。

そして当日は、家族でのんびりと過ごすのがフィンランド流でした。

 

みなさんが幸せな年末年始を過ごされますよう、願っています!

 

もいもい!

 

↓クリック励みになります!またほかの人気筆者様の海外在住ブログも読めます♪↓

 PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

 

 

himewasurenagusa.hatenablog.com

himewasurenagusa.hatenablog.com