【Wonder 君は太陽】映画 レビュー
Moi!
元フィンランド在住保育士の雑記です。
まだまだ寒い日が続きますが、お元気ですか?
私は、「やりたいこと」と「現実」と、生きることに色々考えすぎてしまって
結局本当は、自分は何がしたいのか自分で自分がわからなくなってしまって
日々モヤモヤしています。。。(またそのことについても吐き出したい…)
それで一旦ぐるぐる考えるのを止めたくて、最近よく映画を観ています。
とても素敵な映画を見つけたので、今日は珍しく映画レビューを書いてみたいと思います!
もし興味のある方は読んでみてください^^
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【Wonder 君は太陽】映画 レビュー
ワンダー 君は太陽(字幕版)
全世界で800万部以上を売り上げたR・J・パラシオのベストセラー小説「ワンダー」を、「ウォールフラワー」のスティーブン・チョボウスキー監督・脚本で映画化したヒューマンドラマ。ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。「ルーム」で世界中から注目を集めた子役ジェイコブ・トレンブレイがオギー役を務め、「エリン・ブロコビッチ」のジュリア・ロバーツが母イザベル役、「ミッドナイト・イン・パリ」のオーウェン・ウィルソンが父ネート役をそれぞれ演じる。
2017年製作/113分/G/アメリカ
原題:Wonder
配給:キノフィルムズ
まず、とても良い映画だった!!!!!
単に障がいのある子どもだけど、不幸じゃないとか、
幸せそうに見える人でも悩みを抱えてるとか、
見た目で人を判断しないとか
そんな単純なテーマではないように感じた。
オギーは障がいがあっても、五体不満足の作者乙武さんみたいに、明るくて性格が良いから、学校も楽しく、みんなに好かれる、とかじゃなくて、
うじうじしててネガティブで、自分に自信がないんだけど、それが現実的で共感して見始められる。でも、家族に愛されているから、何度からかわれても、意地悪言われても、立ち直ることができて。段々と理解してくれる友だちもできて。
また、オギーがいることで、家族は絆が強くなっていくっていうありがちなハートフルストーリーでもない。
両親がオギーばかり構う分、姉のヴィルは色んな事を我慢していた。本当はもっと両親に甘えたいのに、自分も見てほしいのに、口には出さず、態度にも出さず…。
でも、だからってオギーにいじわるするとかそんなことはなくて。そういう不満もあるし、それが爆発することもあるんだけど、そこで完全に腐らないのはこの映画の映画らしい綺麗なところ。オギーのことが、家族が大好きな気持ちがあって、本当に良い家族だなぁって思わせてくれる。
ジュリア・ロバーツ扮する母も良い!
強くて優しくて、子ども思いの母なんだけれど、
姉ヴィルの気持ちにうすうす気づきつつも、喧嘩しちゃったり、人間臭いところが良い。
全ての人間に、色んな複雑な感情があって、
誰しもひとくくりに「真の良い人」「真の悪い人」には描かれていない。
だから誰も憎めない。
客観的に見てどんな罪を犯した人だって、その人自身にフォーカスを当てればは、良いところやその人自身の葛藤がいっぱいあったりする。その反対で、全くすべてが「パーフェクト」な人だっていないんだ。
そんな当たり前のことに最近ようやく気付いて(^_^;)
どんな人もひとくくりに、初めの印象やその人のたった数個の過ちでジャッジしてはいけないなと改めて思った。
また私は、「白か黒か」はっきりさせたい(させよう)としてしまうタイプの人間で、自分の中から「(自分の思う)悪い」部分や「醜い」部分を全て消し去ろうと努力してきて、でもできなくて苦しくて自分を許せなくて…っていうのを長い間続けてきたんだけれど、
そうじゃなくて、私だけじゃなくて、みんなそれぞれ、色んな感情や色んな側面を持ち合わせて生きてるんだなって、
自分ってなんて複雑で難解なんだろう、もっとシンプルに生きたいって強く思っていたんだけど、きっとみんな人には見えない色んな感情や葛藤を抱えて生きているんだなと思えた。
泥臭いところも、カッコ悪いところも、いじわるも、そして優しさも楽しさも全てひっくるめてそれが自分で、そのままの自分で生きてて良いんだって思わせてくれる映画だった。
感動した!
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最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
最近の近況もまたアップします。
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