【幸せに生きる】自分なりの生き方を探して*北欧フィンランドで暮らす

フィンランド在住、元保育士の雑記です。自分と向き合うのは人生の課題。自分自身に、そしてこれからの未来を生きる子どもたちに伝えたいこと。

最近のこと② モヤモヤが少し晴れた

先週は落ち込み期間が来てしまい、

その心の苦しみやモヤモヤを

ここでだばーっと吐き出させてもらいました💦

そんなむちゃくちゃな文章のブログにもかかわらず、

読みに来てくださったり、あったかいコメントをいただいたりして、ほんっとうに嬉しくて救われました。

このブログは、"私は元気でやってるよ"ってことを知らせる意味も含めて始めたし、

ネガティブなことを公開するのには勇気がいったのですが、

ここでブログをして、ブログで繋がれる人ができて、嬉しいなぁよかったなぁって初めてすごく強くそう思いました。

ありがとうございます。

 

 

まだ少し緊張するんですが、、

今の自分の思い、また吐き出しにきました。

 

 

なので、フィンランドの文化や環境や保育・・・全く関係ありません。

興味のない方はスルーしてくださいね;;; 

 

双極性うつ病について

 

たぶん私はこのタイプのうつなんです。

すごーく簡単に双極性うつを言うと、

気分が上がったり下がったりが激しいということです。

みんなそんなことがあると思うんだけど、

それが生活にも支障をきたすレベルだと病名がつくんだと思います。

 

例えば私の場合は、落ち込み期は頭にモヤがかかったようで働かず、何も手につかず、だけどそれが病気のせいなんて思えないし、自分に甘くてやる気がないせいだ、もっと頑張らなきゃ、でもうまくできない、その無限ネガティブループのせいでなんて自分は価値のないやつだと、死にたくなったり、

 

逆にハイのときはやる気に満ち溢れ、なんでもできる気がし、寝なくても行動できたり、人の話に割って入ったり、人の仕事まで取っちゃったり。

 

前は、ずっとハイならいいやんって思ってたんだけど、ハイのときって自分ではなかなか気づかないうちに人に迷惑かけちゃうので実は恐ろしいやつなんです。(お医者さん談)

 

私の経験で言うと、ハイのときはとにかく行動力が半端なく出てくるので、色んな友達(やときにはまだそんなによく知らない人にまで)連絡を取り、約束を取り付けるのですが、落ち込み期がくると一気にやる気が失せ、そもそも人に会うなんてまさか、メール返すのさえも億劫になるので、友達が離れていく、なんてことはありました。

(今はそんな私も理解して付き合ってくれる懐の深すぎる良い友達が周りにいてくれるので、心の支えになっています!!!ありがとう!!!)

 

そしてハイになると、必ずその反動で落ち込みがやってきます。しかも、ハイの振り幅が大きいほど、落ち込み期の深みも大変なことになります。。。

 

 

2つの自分があんまりに両極端なので、

どれが本当の自分なんだ?ということに悩みはじめ、自分探しのながーい旅が始まったのが、

病気を受け入れて1年くらい経った頃でした。

(まず病気を受け入れるまでも時間がかかりました。)

 

今はようやく、いや両方含めて自分じゃねーか!!ということに気づけたので、(これが気づけたのが、ある園児の保護者さんのおかげなのです。また書きたい。)

どうやってこの上がり下がりの波をちいさーくしていくか?に焦点をあてて生きています。

 

病気のせいもあるし、自分の性格的な部分もあると思うし、自分とは何者なのか?答えを探す旅はなかなか終わりが見えないけれど、そういう面倒くさいところも含めて自分なので、人生の課題として、のんびり向き合っていきたいなと思っています。

 

 

ちなみに今はまだ気分をよくするための薬、気分が上がりすぎないための薬を毎日飲み続けていますが、薬のおかげもあるし、信頼できる、私の生き方の目標となるような人に出会えたり、私を理解してくれる友だちがいて話を聞いてもらえたり、病気になったときよりストレスの少ない環境にこられたことなどたくさんの支えや奇跡的なタイミングが重なり、今の私があると思っています。(ほとんど自分的には、その波が小さくなり、落ち着いてきたと思う。)

 

ただ1ヶ月に一回くらい、どーーーーんと落ち込む時が突然現れ、3日〜1週間くらい続きます。

ただそれを未だに病気のせいって言っていいのか・・・。

 

とにかく、前回の記事のときがまさにそれでした。

 

 

今回の落ち込み期を乗り越えて

 

先週はなんとなく調子が悪かったんですが、とうとう木曜日の夕方、

何気ない一言から自分で勝手にネガティヴな方に考えてしまって、がーーーーーんと落ちました。

 

”自分、ホストファミリーにとって必要なくない?私のいる意味って何?

なんでここにいるん?

自分なんていなくなったほうがいいんや、、。”

 

って思いが心をぐさぐさと突き刺してきて、頭から離れなくなりました。

 

※ホストファミリーは、ほんと運良すぎるくらい、良い人で良く私のことを理解してくれてるし、気遣ってくれるやさしい家族なんです。

だからこそ、こんな良くしてもらっているのに役に立てない自分なんて・・・って思ってしまったわけです。

 

いつもここで考えるのが嫌すぎて24時間寝続けるんですね、私。

 

でも今回はなんだか色んな初めてがあって・・・

本当にたまたま、その日の夜、近所の人と立ち話をしたときに

「そういえば今週末に キャンプに行くけどよかったら一緒に行く?」

って感じでラフにキャンプに誘ってもらい、

 

週末って明後日やんって急だったのに、ホストファミリーが快く送り出してくれて、

ここに来てから初めて、ホストファミリーと離れて一晩過ごすことができました。

 

そしてキャンプで気分転換でき、少し気持ちが楽になって、ブログに思いを吐き出させてもらったら、何かスッキリして、またあたたかいコメントもいただけて、

すごく励まされました。

 

普段友達や親にも、1番しんどいときには何も話せない(連絡したり人と話したりするのが億劫になる)のですが、今回はなんだか、そんな感じで少し気持ちが楽になっていたこともあり、ちょっと話聞いて、と友達に連絡できました。

 またその友達が本当に親身になって話を聞いてくれて、寄り添ってくれて、すごく助けられました。

自分でも何を言っているのかわからないような話しだったのに、それを聞いて、今私がモヤモヤしていることが何かを一緒に整理してくれました。

 

 

そして私は、ホストファミリーに「自分の時間をしっかり決めたい」ということを

ようやく話しました。

 

 

ホストファミリーは、私の月一の寝まくる期間などから何かを察してくれていたみたいで、快く話を聞いてくれました。むしろ、

「僕たちにとって、自分の時間や手伝ってほしいことを言うのは普通のことだけど、日本の文化的には違うのだろうね・・・やっぱり自分の時間をほしいと言い出しにくかったのかな。」

と気遣ってくれました。

 

 

そして私は、週末と平日13-16時の自由時間を手に入れたのです!!

(ぜひぜひこの時間暇にしているので連絡してください!(笑))

 

今は自分の時間、子どもも家事のことも気にしなくていい、と思うだけで、

こんなに気持ちが楽なのか!というほど今は良いです。(まだ3日目だけど)

 

保育で大事にしていた、『毎日の繰り返しが安心を与える』こと、

まさかこんなにも自分の中にも染みついていたんだなと思いました。

 

毎日の大きな流れ(習慣・ルーティン)があることで、毎日にメリハリができること、また、あと〇時間/〇日でこんな楽しいことがある、と自分の普段とは違うちょっと特別な時間を作ることで、より普段の生活が明るくなることに、改めて気づきました。

 

 

とにかく今は、この少し新しくなった環境の中での生活で

様子を見たいと思います。

また落ち込み期が頻繁に来たら・・・そのときはそのとき考えればいいや!(今はほんと楽観的に考えられる^_^;だから自分って変やと思うわ~)

 (あんまり寝なくても動けているし多分ちょっとハイ気味だと思うので気を付けよう。って気づけるようになった私すごいやん!ほめておこう。)

 

 

 今回の落ち込み期が思い出させてくれたこと

そんなこんなで何のまとまりもない話を長々と・・・・もしも読んでくださっている人がいたらほんとにありがとうございます、そして時間取らせてごめんなさい。。。

 

最後に、

誰が読んでくれているかわからないけど、

今元気なうちに思ったことは全部言っておきたい。

 

私は、本当にやさしい人たちとたくさん出会えて、恵まれているなということ。

今の私があるのは、支えてくれる人たちがいるおかげです。

本当に感謝しています。 本当にありがとうございます。

 

そして、毎日起きて、食べて、人と話して、遊んで、眠って、また明日、と眠ることが

こんなに素敵だって気づかせてくれたのは、私が心の病気になったからです。

病気になる前と今の私では、今の方がずっと視野が広くなったし、自分自身と話す時間が増えたと思います。

自分自身が本当に何をしたいか、何をしたらハッピーか、という声を聴けるようになったと思います。自分が好きと言える時間が増えたと思います。

 

もちろん病気になったのは辛かったし、今も苦しいことがあるけれど、

病気になったからこそ、出会えた縁や、気づけたことも、とても多いです。

 

何より、明日が来るのは当たり前じゃないってことが、言葉としてでなく、自分の経験・感覚として、感じられたのは大きいです。

 

思っている感謝や尊敬などの気持ちは、その時そのとき伝えよう自分の気持ちが"やりたい"って思ったことはなんでもやってみよう、と

1日1日をより大切にできるようになりました。(もちろん毎日そんなポジティブじゃないですけど。そう思って生きる日々は確実に増えました。)

 

こんなこと言えるのも、一番つらかった時期を乗り越えたからで、

あの1年は、1年間ずーっと楽しい・幸せなどすべてのポジティヴな感情がなく、ただただ自分が嫌いで嫌いで嫌いで憎くて消えればいいと思っていました。

 

だからもし今が一番つらい人が読んでくれていて、そんなわけないわっお前にわかるわけないわって辛くさせてしまっていたらごめんなさい。容易にすぐに良くなるよなんて言えないけれど、

何にも頑張らないでいいから、毎日ただ息をして生きて続けていたら、

絶対にいつか幸せを感じられるときは来る、ってことを

これは間違いがないと自信をもって言っておきます。

(どうせまた落ち込み期が来たらこんな文章なにゆうてんねんって消し去りたくなると思うから、そんな未来の自分へ向けて言い残しておきます。)

 

 

ここまでお付き合いくださった方、読んでくれて本当にありがとうございました!!!

 

 

次回からはまたフィンランド関連の記事を書こうと思います(^^)

また覗きに来てくださるとうれしいです。もいもい!-勿忘草