【幸せに生きる】自分なりの生き方を探して*北欧フィンランドで暮らす

フィンランド在住、元保育士の雑記です。自分と向き合うのは人生の課題。自分自身に、そしてこれからの未来を生きる子どもたちに伝えたいこと。

生きづらさの原因を探して②~インナーチャイルドを癒す試み

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サマーキャビン(ケサ モッキ)より 夕焼け


もい!勿忘草です。

前回は、自分の抱えている生きづらさと向き合い、インナーチャイルドに出会った話を書きました。今まで、考えたこともなかったけれど、あるきっかけから、自分の過去(子どものころ)に親からかけられた言葉や態度によって、心に傷ができていて、それが今も残っていることに気づいたという話です。

 

himewasurenagusa.hatenablog.com

 

インナーチャイルドに気づいたは良いけれど、これからどうしよう?どうやってインナーチャイルドを癒したらいいの?と思って、

私がやってみた方法について書きます。

 

生きづらさの原因を探して②~インナーチャイルドを癒す試み

 

ちなみに、前回の記事長いので、、

私の感じている生きづらさの部分(おおまかに)

・自分を認められない。自分の悪いところや直したいところはいっぱい出てくるのに、長所が全然思いつかない。

・長所を見つけられそうでも、自分なんかが、そんな風に言っちゃダメだって思って、胸を張って長所と言えない。

・自己肯定感(自分の評価)が低く、「どうせ私なんか・・・」と事あるごとに思う。

・幸せな日々が続くと、どうしようもなく不安になったり、なぜか罪悪感を感じたりする。

・人より劣っているという思いがあり、何でも人の最低2倍は動いて(考えて・勉強して)人並みと思う。

・人がみな自分のもっていないもの(価値や技術、質など)をもっていると思う。

・自分が我慢して人が幸せになるなら、自分なんてどうでもいいと思う。

・人の役に立ちたい、と強く思う。

・人の役に立ちたいと常々思っているが、本当に人のためを思っているのではなく、「人の役に立っている自分」が満足できて好きだから。(→って結局自分かよって思って、自分を責める)

 一番しんどかったときは、働いていても、食べていても、何をしていても、常にこれらのことが頭にあって、落ち着かなくて、もっと頑張らなきゃと苦しくて仕方なかったですが、今は24時間こういう思いでいる日はかなり少なくなりました。

 

だから、あなたがもし似たような生きづらさを抱えていたとしても、大丈夫です

苦しみは永遠ではありません

簡単にいうなよって思っていると思うけど、

ほんとにいつか、楽になるきっかけが必ず来ます。

だから、生き続けることを諦めないでください

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私はインナーチャイルドという言葉も初めて聞いたくらい全然知りませんでしたが、検索してみて、このサイトがわかりやすかったので、

この通りにやってみました。

taking-a-stand.jp

 

以下このサイトを元にインナーチャイルドのケアを行ってみての感想です。

 

2-2 ステップ1:傷を認め、ショック、悲しみを感じる

 

いつも落ち込み期に、誰からも必要とされていないと感じるときのような、うまく言葉にできないんだけれど、

とにかく胸がぎゅーと押し潰されるような、痛くて、悲しくて、不安で、体がガチガチにこわばる感じ。それをこの時は、もう1人の私が冷静にみている感じでした。

 

2-3 ステップ2:否認のプロセスを乗り越える

 

重要なのは、両親や大人が、あなたがあなたであることを禁じたという事実は、最悪の現実であったということを強く認識することです。-上記サイトより

 

前回の記事でも言いましたが、(普段は気軽に軽口たたくけれど、本当は)親を尊敬しているし、『なんで大切に育ててもらったのに、私はこんな生きづらさがあるんだろう…』と、いつも自分に原因を向けていたので、これを理解するのは難しかったです。

 

"この状況に関しては、幼い私は親の言うことが正しいかどうか判断する力もなかったし、

私がそこまで辛い思いをしていたことは事実だから、これは最悪の事実なんだ"、と何度も心の中で繰り返しました。

 

すると、「なんで私の気持ち理解しようとしてくれへんかったの!」

「そんな言い方しなくても良いやん!」

「私があなたの言葉でどれだけ自分を責めたと思ってるの!」

って、怒りの感情がモクモクと出てきたので驚きました。

 

2-4 ステップ3:怒りを解放する

怒りの感情が出たら、安全な場所に吐き出し、解放させましょう。
人に話すのも良いですし、紙に書きだすのも効果的です。
そうすることによって、あなたの消化不全の感情は次第に、解き放たれます。

-上記サイトより

 

サイトの続きを見ると、怒りの感情について書いてあったので、あぁこれで良いのか、と心の隅でほっとしながら、紙に怒りを書きつけました。

 

3-1 インナーチャイルドに手紙を書く

まずは、現在の大人のあなたからインナーチャイルドに、利き手で、手書きの手紙を書きましょう。

インナーチャイルドが、その時本当はかけてもらいたかった言葉を、大人のあなたがかけてあげてください。
長い手紙である必要はなく、インナーチャイルド(幼いあなた)を愛していること、ありのままで素晴らしいこと、あなたがあなたであるだけで私はうれしいことなど、を伝えてあげてください。

また何が欲しいのか、どうしてもらいたいのかを聞いてあげるのも良いでしょう。

ー上記サイトより

 

私はまだ、怒りの感情があったので、そのことも含めて書きました。

 

私は普段、文章を書くのに時間がかかるタイプなのですが、右手の手紙、左手の手紙ともに書きたい言葉がどんどん出てきて、すぐに書けました。

 

具体的なところは省いていますが、こんな感じで書きました。

子どものころのわたしへ

 

あなたは、親に理想を押し付けられて、嫌な思いをしていたね。

理想になれない自分はダメなやつなんだって思って、苦しかったよね。

変わらなきゃって、いつもいつもがんばっていたね。そしてそうなれない自分をいつも責めていた。

 

でもそれは、全部まちがいです。

だって、あなたはあなたで素晴らしい!

変わる必要なんてない。

 

あなたがあなたらしくいることが、なにより大切で、嬉しいです。

誰かの理想になろうなんてしなくていい。

誰かと比べなくっていい。

そのままのあなたが大好き。

生きていてくれたら幸せ。

生まれてきて、生きていてくれてありがとう。

 

大切で大好きなあなたへ。

 

未来の私より 

 

こう見返すと小っ恥ずかしいですね(^^;;

けれど手紙を書いているときは、自分が心の中の自分を"よしよし"しているような、"そうそう、その言葉が欲しかったの‼︎"って、心(インナーチャイルド?)が喜んでいるような感じがしていました。(自分が一番、自分の欲しかった言葉をわかっているということですね笑)

そして書き終わった時、すーっと怒りの感情は消えていました。

 

3-2 瞑想によりインナーチャイルドに話しかける

瞑想により、インナーチャイルドに直接話しかけるという方法があります。

 

これも試してみましたが、私は手紙で書き出してスッキリしたのか、瞑想はあまりうまくできませんでした。

 

たださっき感じた、心の中の自分を"よしよし"するイメージがあり、少しあったかい気持ちになりました。

 

 

ここまででサイトに載っていたインナーチャイルドを癒す方法は終わりです。

ちなみに、これらの工程を1回して良くなる人もいれば、何回も繰り返す必要がある人もいるということです。

 

あなたの"モヤモヤ"、一緒に解決方法を考えます 愚痴、悩み、不安、言葉にならない気持ち、何でもお聞きします。 | 心の悩み相談 | ココナラ

 

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インナーチャイルドを癒してみて、、 

劇的になにかが変わったか?って言われたら、ハッキリそうとは言えないんだけれど、、、

なんだか一つ自分の課題をクリアしたような、スッキリした気持ちにはなりました。

 

私は、インナーチャイルドを見つけた時点で、

「あぁ長いこと私を苦しめていた原因の一つはこれだったんだ!!」って、すごくしっくりきたので、生きづらさの原因の一つが、自分だけじゃなくて他にもあった、と認められたことは、私にとって大きな前進だと思っています。

 

自分が良い方向に変わっているまさにそのとき、その変化は小さいもので、なかなか自分では気がつかないけれど、

しばらく時が経ってふと振り返ったときに、

あぁ、あのときが一つ大きなターニングポイントだったんだな、あのときの私があったから、今の私は成長できたんだな、と気づくことができると思います。

 

だからこそ、今、この瞬間、毎日を、自分の心の声を聴きながら後悔のないように

 一日一日大切に過ごすことが、きっと自分の心の成長につながると信じています。

 

 

もしも何か生きづらさを感じていてこのブログを読んでくれた人がいたら、繋がれたらとっても嬉しいです。支え合って生きていきましょうね。

 

最後に、色々書きましたが、親には今も変わらず、感謝と尊敬の気持ちがあることを断っておきます。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

-勿忘草

 

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